
油桐(あぶらぎり)について
江戸時代から昭和初期にかけて、福井県は桐油の日本一の産地でした。
桐油の用途は幅広く、灯油用、提灯、傘などの撥水・防水財、船底などの防水・防腐塗料、印刷用インク、朱肉、飛行機エンジン用潤滑油、下駄材、炭材など等に使われていました。現在では葉寿司用の葉に使われています。
今は一部でしか使われていない油桐の木ですが、未だに県内各地(特に嶺南)で油桐の木を数多く見ることができます。6月には白い花を咲かせ、10月には多くの実をつけます。
アブラギリをインターネットで検索すると。
| アブラギリ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アブラギリ(油桐、学名:Vernicia cordata)はトウダイグサ科の落葉高木。種子から桐油と呼ばれる油を採取して塗料などに用いる。東アジア産のアブラギリやシナアブラギリはAleurites 属から分離してVernicia 属とすることもある。 |
次にアブラギリの写真を見ていただきます。
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アブラギリの全景です。このアブラギリは福井から大野に向かう途中、ちょっと横に入ったところに宿布そばというそば屋さんがあり、その店の前にあります。樹齢20年のアブラギリです。アブラギリの寿命は50年ぐらい(80年以上の木もあります)といわれていますので、20年ぐらいが一番の盛りで実をたくさんつけます。
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| アブラギリの花。雄花、雌花があります。 | 葉っぱです。葉寿司に使います。 |
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| アブラギリの実。雌花に成ります。 | 実の中に種が4~5粒。油を絞ります。 |
まずは「油桐」の歴史からです。その前に「油桐=コロビ」の名前の由来を説明します。全国で油桐は栽培されていたのですが、その呼び名も全国で違っていました。福井県では嶺南地方で「ころび」と呼ばれ、嶺北地方では「きのみ」と呼ばれていました。「きのみ」は木の実のことです。「ころび」は、1)ころころと実が転がるところから名付けられた説と、2)油桐は毒があるために桐油をなめると、ころっと倒れるという説とがあります。私個人としては1)のころころ説ではないかと思うのですが。なぜなら油桐実を拾っていると本当にころころと転がるからです。
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| (油桐の下の草刈り風景) | (ころころ転がるコロビの実) |







